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2024.03.19

こんばんは星空ガイドの川手です。寒い日が続く3月皆さんいかがお過ごしですか?
前回冬の星座をご紹介しましたが、夜空は春の星座が良く見えるようになっています。今回は星座ではなく周期彗星についてご紹介します。

 

12P/ポン・ブルックス周期彗星が、日没後西の空で増光中です。
周期彗星というのは太陽の周りを一定の周期で回っている彗星の事を言います。
短い周期のものは数年から長いものは200年以上かかるものもあります。この彗星は70年で太陽を一周する彗星です。また、二度と戻ってこない彗星もあります。

今現在周期彗星として認定されているものは400個以上確認されています。

今は機械が自動的に発見するので、そのシステムの名前がついた彗星が多いのですが、以前は発見者の名前が付くことがほとんどでした。

有名なのは最初に見つけられたハレー彗星です。
これはハレーという人が見つけた彗星です。
日本人の名前がついた周期彗星もあります。

4月21日に「近日点」を迎えるため4月にかけて双眼鏡でも見えるようになりそうです。4月13日には明るい木星と上下に並んで探しやすくなります。
明るさは4等星前後。肉眼で見ると少し暗い星ですが、カメラで撮影するとぼんやりと緑に光るものを撮影することができます。


これを「コマ」と呼び、ここから延びた「尾(テール)」が見られます。これには、イオンテールとダストテールの2種類があります。浪合パークでカメラのレンタルもできるので挑戦してみてくださいね。

注:12Pの「P」は、太陽を周回する彗星であると確認された彗星の記号。
注:「近日点」 天体が太陽に一番近づく日にち

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